希少糖に関する知識や希少糖スイーツの紹介

そもそも希少糖ってな~に?

希少糖とは、「一般社団法人希少糖普及協会」が特許庁に申請し、商標登録出願済のネーミングです。
読んで字のごとく「世に稀な、少ない糖」、自然界にその存在量が少ないという意味です。

栄養学的に言えば、自然界に微量にしか存在しない糖質の最小単位である「単糖」の一種です。
(炭水化物を分解して得られる最小の単位の糖です。)

しかし、同じ単糖の仲間でも、圧倒的に多く存在する単糖は、「ぶどう糖(グルコース)」を初めとした7種類(アラビノース、キシロース、フラクトース、ガラクトース、マンノース、リボース)です。これらは希少糖とは呼ばず、単に「単糖」として区別しています。

ともかく、希少糖を違う切り口で説明すると「自然界に大量に存在する“天然型単糖”に対し、“自然界に極微量しか存在しない糖”です」と、このようになります。

しかし「世に稀な、少ない糖」といえども、希少糖の仲間は現在、50ほどの種類があると言われています。
あとで詳述する「D-プシコース」や、お馴染みの「キシリトール」もその内のひとつです。
50種類と、種類としては多いけれども、実際に使える量が少ない。
それで希少糖と呼んで他の単糖と区別しているのです。

適切な比喩ではないかもしれませんが、宝石の種類は多いいけれど、希少性や硬度を基準として、ダイアモンド、ルビー、サファイア、エメラルドは宝石中の「四大貴石」と言われるようなものでしょうか?

コラム

ご参考までに、普段使っている砂糖(ショ糖)は、単糖ではありません。何故かと言えば、二種類の糖(グルコース=ぶどう糖,フルクトース=果糖)が結合して出来た糖だからです。一般的には「二糖類」と言います。

ちなみに単糖が三つ結合したものは「三糖」、20くらいまでの単糖が結合したものを「オリゴ糖」と呼んでいます。

香川大学研究室では「ズイナ」という葉っぱに、その希少糖の一種類である「D-プシコース」の存在が分かってから、それを効率的に抽出する方法を模索していました。
希少糖はそもそも葉っぱからの抽出自体が難しく、抽出できたとしても極々少量で、実用にはほど遠く、かつ高価につくものだったからです。
ちなみに現在は研究が進み、「D-プシコース」の他、同じく「D-アロース」も発見され、ともに希少糖に挙げられています。

コラム

ズイナの木は、別名嫁菜(よめな)の木とも呼ばれています。
本州中部以西、四国、九州に分布しているユキノシタ科の植物です。
「嫁菜」は一説には、美しく優しげな花を咲かせるため「嫁」の名がつくといわれています。
この若芽を摘んで食することは、古くは万葉集の時代からされていたようです。
研究の結果、その若葉には他の植物には存在しないD-プシコースが僅かに含まれていることが分かったのです。

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